テンプレートと言う共通言語とコストを払う側の話
テンプレートとかフォーマットとか、そういうものを、ちゃんと作って仕事をしている企業って、どのくらいあるんでしょうか?意外と大事だったりするなーと痛感しています。
業務日報や議事録を個々が好き勝手に書き始めると、書き手側は楽ですが、読み手側がめちゃくちゃ読み辛い!という現象が起こります。相手に行動をお願いする際は、お願いする側、情報を渡す側がコストを支払うべきなのだと思います。どういうふうに書けば伝わるか、動いてもらえるか…そんな当たり前を我々はすぐ忘れます。
だから、テンプレートです。型が大事です。私が誰かに何かを依頼するとき、良く使うのは
「課題(目的)」「背景(経緯)」「解決策」「お願い」「スケジュール」
という項目のセットです。 例えばこんな感じです。
課題(目的)
バグが発生していてお客様からクレームがきた
背景(経緯)
特定のアイコンをクリックする場合のみ、画面が切り替わらない。
XXXのサブドメイン内、複数のユーザーで発生している。
解決策
調査〜
お願い
解決策の有無、解決目処を教えてください。
スケジュール
お客様に折り返し連絡しますので、今日15時までに状況を共有してください。
明確な解決目処がなくてもOKです。
書いて、わかりやすいな―と自画自賛します。こんな感じで渡すと、お互いラクチンですね。そして、最近、結論として気づいたのは、テンプレートやフォーマットって共通言語なのだ!ということです。
共通言語とは、お互いが共通で認識できるものを指します。まさにこれです。どこを共有してどこを決めればいいんだっけ?をお互いが認識しやすい。瞬時に認識できる。
目的に沿ってマイナーチェンジは必要ですが、テンプレートとかフォーマットとか大事ですよね〜